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スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド 

GWのスペイン旅行から、すでに3週間近く経ってしまいましたが、やっとアルバムの整理も終わり
体調も回復し、旅行記を書こうと思います。いっぺんには無理なので、何回かにわけて・・。

旅行日程
2010年5月1日㈯~5月9日㈰

5月1日  成田発 ~ ロンドン ヒースロー着               ロンドン泊
5月2日  ヒースロー発 ~ マドリード バラハス空港着 ~トレド着    トレド泊
5月3日  トレド発 ~ コルドバ(観光)~ ネルハ着           ネルハ泊
5月4日  フリヒリアーナ(観光)ネルハ発 ~ グラナダ着         グラナダ泊
5月5日  グラナダ発 ~ セビージャ着                  セビージャ泊
5月6日  セビージャ発 ~ マドリード着                 マドリード泊
5月7日  終日 マドリード観光                      マドリード泊
5月8日  マドリード発 ~ ヒースロー経由                機中泊
5月9日  成田着

全くの個人手配の旅行ですが、連泊するのはマドリードだけという、ハードな内容の旅行になりました。スペインは広く、移動も大変でしたが、楽しむことができました。
費用は、航空券がマイレージでタダだったので、ホテルとAVEという新幹線のような電車代が合わせて二人で20万円位、後は食事と細かい移動費(バス・タクシー・地下鉄など)お小遣いです。ホテルは、かなり良いところをとりましたが、それでもリーズナブルで、贅沢な旅行ができました。
では、1日目から・・・。

5月1日 成田からロンドン・ヒースローへ
10:55発の便ですが、GWで道も出国手続きも混むのではないかと思い、鎌倉の自宅を5時半ごろに出て、スムーズに成田に着いてしまいました。7時半にはついてしまったでしょうか??
BAカウンターはまだ閉まっていますし、人もまばらです。
待っている列が合っているかと思い、居合わせた人にたずねると、たぶんOK。女性一人の方でしたが、私たちがヒヤヒヤした火山の噴火のせいで、ロンドンに帰る予定のチケットが、1週間前の出発だったのが、ようやくこの日のチケットがもらえたのこと、大変そうでした。
旅行から帰って1週間してまたヒースローが閉鎖になっていたので、噴火の合間をぬって旅行したみたいで、本当に無事に行けてよかったと思います。
チェックインするとき、今日は上のクラスの席が空いていて、お安い値段で乗れますがいかがでしょうかと聞かれたのですが、パスしてしまいました。今思えば、たった2万円だったので、かえればよかったかなぁ・・・なんて。

12時間あまりの長いフライトの後、無事ロンドン・ヒースロー空港に着きました。
ロンドンは入国審査が厳しいと聞いていたので、ちょっとドキドキしましたが、二人一緒で、一泊だけかということと、明日何処へ立つのかだけ聞かれ無事クリアです。
早速、ターミナル5に直結しているホテルにチェックインし、荷物を置いて、ロンドンの街へ観光に行きました。

スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド _a0123298_14511310.jpg空港に着いたときは曇り空、ヒースローエキスプレスに乗って市内に着いた時には、雨が降ってきてしまいました。とにかく名所見学と思い、ウェストミンスター寺院や、ビックベン、バッキンガム宮殿など時間もなかったので、外からだけ見て、写真を撮ったり歩いたり、ロンドンは寒く、情熱の国スペインモードで来ていた私は、かなり寒くて震えていました。
きっともっと時間があってゆっくりできたら、買い物や、名所巡り等、堪能できたのでしょうが、暗くて寒い印象ばかりが残ってしまいました。
地図をみながら街を歩いていると、東京でも見慣れたお店が沢山ありました。
私の好きな紅茶のウィッタードのお店があったのですが、覗いただけで買わなかったのはちょっと失敗だったかな??


スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド _a0123298_14521142.jpg旅行の楽しみはやはり食事です。言葉が分からないので苦労しますが、ロンドンでは、パブに行きたいと思いながら、やってきました。最初パブを覗いたら、すごく混んでいるし、食べ物を食べられる雰囲気ではないし、ちょっと尻込みしてしまいました。そこで近くのレストランに行き、ここも混んでいましたが、なんとか席について、軽い食事をしました。もう一杯ビールを追加するなら、さっきのパブに行きたいということになり、早速向かいました。ガイドブックにも載っている、シェイクスピアズ・ヘッドです。ビールだけなら指をさすだけで大丈夫。
とってもおいしいいビールを堪能しました。私、パブの雰囲気大好きです。

行きにヒースローエキスプレスのチケットを買う時(往復32£)にちょっと戸惑っていたら、駅員さん??がきてすぐ教えてくれたし、地下鉄の切符(5,6£)は、日本語表示のある券売機でかえたし、帰りの電車で、二人して寝てしまったら、車掌さんが、何処で降りるか聞きに来てくれて、見守ってくれていたし、みなさん親切でした。次の日の朝、ターミナル間を移動する電車のホームでも、間違えて地下鉄のホームに行ってしまったら、親切な青年が、僕は日本語がわかります・・、といって、これでもいけますよ。と、おしえてくれました・・が、タダなので、ヒースローエキスプレスで行きました。
ホテルもとっても良かったです。ソフィテル・ヒースローT5に泊まったのですが、もちろん一泊ということで、乗り継ぎだけを考えて、ターミナル隣接にしたのですが、新しくてベットもふわふわで、バスタブとシャワーブースが分かれていて快適でした。もちろんアクセスがいいですし・・・。
また、機会があったら泊まりたい感じです。
そんな感じで、ロンドンの短い滞在は終わりました。
明朝、8:15発の飛行機でマドリードに向かいます。寝坊しませんように・・・・。

5月2日 ロンドンからマドリードを通ってトレドへ
8時15分発の飛行機ですが、早めの行動ということで6時前にはホテルをでて空港へ、すぐです。
チケットの発券を機械でやらなくてはいけないようです。すいていましたし、係の方が手伝ってくれたので、無事にできました。
やっぱり早く着きすぎてしまいましたが、ヒースローのチェックは厳しいと思いました。靴も脱がされましたし、時間もかかりました。

軽く朝ごはんをたべたり(飛行機でもでるのに・・・)、実は、長年使っているスーツケースのキャスターが、壊れてしまっているのを、出発の時に気づいたので、応急処置のキャリーを空港内で買い、なんとかしのぐことができました。(これがなかったら大変でした)

2時間20分のフライトですが、時差があり、11時35分にマドリード・バラハス空港到着です。
わかりにくくて、ちょっと戸惑いました。


無事タクシーに乗り、トレド行きのバスが出る、プラザエルプティカバスターミナルヘ。
40€くらいでした。
次に出るトレド行きのバスの切符を買って待ちます。(4,71€)
バスのチケットブースの人みんなそうなんですが、ida(行き・片道)か?とか、何番から出発するという数も思いっきりスペイン語で言ってくるので、慣れないと聞き間違えそうです。いかにも日本人なのだから、英語で言ってくれたらいいのに・・。

一時間ほど、走ってトレドに着きました。
中世の雰囲気があって素敵です。バスターミナルのタクシー乗り場にタクシーが一台も止まっていなくて不安になりましたが、ほどなくしてタクシーがやってきました。
トレドの町の外周を走り、今日の宿、パラドール・デ・トレドに到着です。
タクシーの車窓から見る景色も素敵でしたから、もちろんやどからの景色も楽しみです。
今回の旅行の柱に、パラドール(国営ホテル)に泊まりたいというのがありました。
旅行計画で、滞在する街で、可能な限り泊まろうと、スペイン語のサイトから3つのパラドールを予約しました。
スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド _a0123298_16135484.jpg
トレドは、あこがれの宿です。予約の際に、バルコニー着きの部屋は、マトリモーニオタイプしかのってなかったので、そこを予約していましたら(少し高いお部屋です)、フロントの女性が、ツインのタイプなら、シティ・ビューのお部屋が同じ料金でとれるといってくださったので、もちろんかえていただきました。レストランのテラスの真上の本当に眺めの良い部屋です。よくガイドブックやテレビで見るトレドの景色そのままが楽しめるお部屋です。もちろんバルコニーつきです。

スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド _a0123298_16192211.jpg崖のところに建っているので4階のお部屋に泊まったのですが、フロントが3階にありおそらく後は下がっていく感じだと思います。お茶だけを飲みに来る方も多いと思いますが、お泊りの際は、ぜひ、ちょっと高めのクラスだけど、197€のお部屋をどうぞ・・・。タクシーはパラドールで呼んでもらっても15€程でした。
旅行前のアドバイスで、タクシーは、待ってもらってそのまま街に行ったほうがいいとのことでしたが、明るいうちにパラドールも楽しみたかったし、少し宿で、ゆっくりしてから市内観光に向かいました。


タクシーはこんな細い道を通れるのか・・・という道を通ってトレドの市内カテドラルの前に着きました。
朝、空港と機内で二重に食べてしまったので、お昼抜きで観光です。
スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド _a0123298_16384417.jpgカテドラルや石畳の道、趣のある街並みです。いろんなところをぶらぶらしました。夕食の場所も確認しようと思ったのに、肝心な地図を忘れてしまい、散々歩いた揚句、インフォメーションで地図をもらいついでに場所を聞いたら、すぐ教えてくれました。「LaAbadia」というお店です、早めに覗きましたら、Barはやっていたのですが、レストランは8時半からとのこと、また時間つぶしです。
夜は10時くらいにならないと暗くなりません。だからなのか・・レストランは8時すぎないとやっていないのです。日本人にはちょっとリズムがあわないかな。

スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド _a0123298_1642956.jpgちょうど出発前にテレビでやっていた、修道女の方が売っている、マサパン屋さんをみつけたので、買ってみました。
ブザーを押すと小窓から、顔だけ出して、マサパンをくるっとまわして売ってくれます。
面白いです。味は、・・甘すぎるかな…。有名なサントトメ」でも買いましたが、食べていないので比べられませんが、きっと甘いと思います。私は苦手…。


時間つぶしをしなければいけなかったので、可愛い観光列車ソコトレインにも乗りました。
さっきタクシーで通った道とほぼ同じなのですが、なんか楽しい。(4,25€)
スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド _a0123298_16592685.jpg広場のカフェで、サングリアをたくさん飲んで、サングリアファンになり、のんびりと過ごしました。(10€)


スペインアンダルシアを巡る旅 ① ロンドンからトレド _a0123298_1711655.jpgやっと食事の時間になり、レストランへ、メニューを見てもよくわからなかったので、コースにがあったので頼みました。一枚のお皿にちょこちょこのっていて、デザートみたいなクリームみたいなものも乗っていたので、これだけなのか・・・・と思い、ゆっくり、しっかり食べたら、クリームを食べた時に、デザートではないと、判明、後からお魚とお肉ががっつりでてきて、死ぬかと思いました。
おいしかったけど、くるしい・・・。
VINOが一本付いて二人で59€ととてもやすくてびっくりです。
でも、やっぱり量が多い。


タクシーが拾えないのではないかという、当初の心配をよそにソコトベール広場にはタクシーも止まっていて、問題なくパラドールに帰ることができました。

明日の朝早いので、フロントで、タクシーのことなど聞き、安心した気持で、部屋に戻り、かなり寒かったのですが、バルコニーに出てトレドの夜景も楽しみました。光が少ないのか、思っていたほどではなく、昼間の景色のほうが格段に素晴らしかったです。

明日も早いので、足にエアサロンパスをシューして、ゆっくりやすみます。

②に続きます。